いがぐり史料館

大きな声にかき消されてしまった本当の歴史、真実への探究にご利用ください。主に幕末史に関する史料を掲載していきたいとおもってます。

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大口の役(長岡及び其の付近の戦)

大口の役(長岡及び其の付近の戦)

 六月七日東軍長岡兵、米澤兵は暁天大口(大曲戸の西に在りて近し)に進撃したるが、正午頃米澤兵敗ると聞き、朱雀四番士中隊、砲兵隊赴き援く、米澤藩三十目和銃隊と称する一隊は奮戦諸隊に冠たり、我が兵は撒兵と為り田畝大口村の焼址とに進んで戦う、敵弾雨注我が砲兵隊これに応戦す、西兵は猿橋川を隔て十二潟村(大口村の西南に在りて近し)よりもまた砲撃す、朱雀四番士中隊一小隊を止め、その他は大口村の左側に廻り米澤兵を励して戦う、たまたま弾丸杉浦佐伯が手にせる軍扇を貫く、砲兵隊一門司令官原幾馬、戦う毎に頭を手巾に包みたり、人その故を問へば幾馬いわく、進撃する時、銃声を聞けば畏怖の念を生ずるを以て頭を覆うなりと〔七年史〕、河井継之助諸隊を励していわく、日没を期して功を奏せよと、東軍勇を鼓して奮戦す〔河井継之助伝〕、酉の上刻を過ぐる頃両軍交々退き、我は守を置き、兵を中之島に収む〔結草録〕、この役長岡の士某、猿橋川の前岸に西軍の虚舟あるを目撃し、我が軍を渡さんと欲し、弾丸雨注の間単身水に投じ泳ぎて前岸に至り舟に手を着けたる時、弾丸に中りて死せり、衆皆その勇敢を証す〔結草録〕。

朱雀二番寄合組隊、地蔵堂を発し北野村に陣す〔西記〕。






卷六 越後方面の戦  会津戊辰戦史2
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  1. 2013/03/05(火) 11:23:54|
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