いがぐり史料館

大きな声にかき消されてしまった本当の歴史、真実への探究にご利用ください。主に幕末史に関する史料を掲載していきたいとおもってます。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

白虎隊の奮戦

白虎隊の奮戦

 戸の口原に向かいたる白虎二番士中隊は初め三十七人なりしが、死傷相継ぎ、しかして又隊頭と相失す、これにおいて嚮導篠田儀三郎は代わって指揮し、銃戦やや久しく銃身熱して手にすべからざるに至る、加ふるに戦利あらず退いて要地に據らんと欲するも敵の追撃急にして能はず、これにおいて儀三郎は退却を令し若松の方面に退くこと一里許にして、わずかに追撃を免る、これにおいて残存の隊士篠田儀三郎(兵庫二男、十七歳)、安藤藤三郎(小野田助左衛門四男、十七歳)、間瀬源七郎(新兵衛二男、十七歳)、簗瀬勝三郎(源吾三男、十七歳)、野駒村四郎(清八三男、十七歳)、西川勝太郎(半之丞長男、十六歳)、石山虎之助(彌右衛門養子、十七歳)、伊藤俊彦(亘長男、十七歳)、有賀織之助(権左衛門二男、十六歳)、簗瀬武治(久人二男、十六歳)、永瀬雄次(丈之助二男、十六歳)、飯沼貞吉(時衛二男、十六歳)、井深茂太郎(守之進長男、十六歳)、津川潔美(瀬兵衛養子、十六歳)、林八十治(忠蔵長男、十六歳)、石田和助(龍玄二男、十六歳)、池上新太郎(輿兵衛長男、十六歳)、鈴木源吉(玄甫二男、十七歳)、津田拾蔵(範三二男、十七歳)、伊東悌次郎(左太夫二男、十七歳)等二十人城に入らんと欲し、間道より飯盛山に登る、時に西軍本道の兵を追撃して城下に迫る、砲声地に震い煙霧天を覆い城外火起こる、衆これを望み見て思へらく城陥り君公難に逢うと、これにおいて共に殉国に決し、すなわち城に向かい跪いて拝していわく、臣等か事終わると、あるいは腹を屠り、あるいは遇刺して死す、すでにして藩士印出新蔵の妻その子を索めて山中に至り、死屍枕籍鮮血地に染むるを見る、中に一少年気息未だ絶えざるあり、これを負うて帰る、これ飯沼貞吉なり、貞吉生気回復の後詳に隊士殉難の状を語ると云う〔白虎隊碑文、続国史略後篇、若松記〕。





卷八 会津城下の戦 其一 自八月十九日 至八月二十四日
スポンサーサイト

テーマ:歴史関係書籍覚書 - ジャンル:本・雑誌

  1. 2013/04/02(火) 08:45:37|
  2. 会津戊辰戦争史2
  3. | トラックバック:0

トラックバック

トラックバック URL
http://igagurisiryoukan.blog.fc2.com/tb.php/218-873df7bc
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。