いがぐり史料館

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会津戊辰戦史 増補

会津戊辰戦史 増補

本書第一四ページ慶応三年十月二十一日記事の末に左の一節を入る。
 『この日聖上には大納言中山忠能卿、同三条実愛卿、中納言中御門経之卿を御前に召され勅していわく、徳川慶喜既に政権を奉還せるを以て姑く其の実行を見んと欲す、因て去る十四日薩長二藩に命ずる所の事件は宜しく之を中止すべしと、これにおいて中山卿は薩藩吉井幸輔を其の廷に召し左の御沙汰書を伝ふ。

去十四日申進候条々其後彼家祖已来行来候国政を返上し深以侮悟恐懼之趣申立候に付十四日之条々暫見合実行否可勘行諒闇中且生民之患に関係するに依り深遠の思召を以て再被仰出候事
 十月二十一日
忠能
実愛


 且つ之に命じていわく、藩主父子の中一人上京せば之を伝へ長藩には其の藩より之を伝諭すべしと、けだし之を二藩の本国に送致せしめざりしは其の人心に疑惑を抱かしむるの虜あるを以ての故なりと云う、これにおいて形勢一変し、十四日の討幕密詔による諸計画は之を決行するに及ばず、終に平穏に王政復古の盛挙を見るに至れり〔岩倉公實記、島津久光公實記〕(この記事の本書に洩れたるを発見したるは監修者山川男爵薨去の後に在り、よって玆に増補す。編纂委員招莊田三平)。









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テーマ:歴史関係書籍覚書 - ジャンル:本・雑誌

  1. 2013/04/24(水) 10:05:54|
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